SAIKIDO


北海道

手打ちそば まん作(北海道上富良野町)

 住宅地の中に佇む蕎麦屋。中に入っても別荘のリビングのような感じだ。ゆったりとしたフローリングスペースに、6人用テーブル3卓と、椅子なし2卓。
 そばは道内産のそばの実を自家製粉しているそうで、メニューは当然そばだけ。しぼりこまれた品数だ。レートは全体に抑えめ。東京や神奈川なら機械打ちの町そばの値段だ。
 注文したのは天せいろ。
 そばは緑がかった中細打ちで、盛りも悪くない。コシが強く。そばの甘味と香りが広がるようだ。ツユはきりっとした辛口。そばによく合っている。薬味にはさらしねぎのほか、ホースラディッシュが添えられているのが珍しい。
 塩でいただく天ぷらは、10cm大の海老天2本のほか、コーン2、ズッキーニ、ピーマン。コーンは北海道らしい素材で、おいしい。非常に軽い油を使っていて、いくら食べても飽きない感じの天ぷらだ。
 締めの蕎麦湯もトロリと濃厚。最初から最後まで心地よい時間を過ごすことができた。
 取材:2013年8月。(当時)天せいろそば1,200円、せいろそば600円、おかわりせいろ(そばのみ)500円、きのこと小揚げせいろそば(温ツユ)850円、揚げもちみぞれそば(温ツユ)900円、冷ぶたおろしそば900円、冷やしえび天たぬき950円、鴨せいろそば(温ツユ)1,100円。温かいそばは、かけ600円、玉子とじ800円、天ぷらそば1,200円。大盛は250円増。営業時間は11:00〜15:00。定休日は水曜日。Tel.0167‐45‐6523。北海道空知郡上富良野町西町2丁目。JR富良野線上富良野駅から歩いて10分ほど。駐車場は8台分くらい。お店のHP



蕎麦彩彩 久留葉(函館市元町) 

 函館の観光の中心、元町の一角、大三坂にある古民家を改装した蕎麦屋。テーブル席、カウンター席、座敷を合わせて25席という小ぢんまりした店だ。
 普通の天せいろにしようかと思ったのだが冬のおすすめメニューにも同じ値段で天然海老の天ぷらセイロ(冷)というのがあったので、そちらを大盛で注文。違いは聞き忘れた。
 そばはしっかり空気を含んだ打ち方で、歯触りも喉越しも香りもよい。ツユは辛口濃いめ。薬味には本わさびとネギが付く。
 天ぷらは20cm大の海老天2本とナス、サツマイモ。天ツユは付かないが抹茶塩が添えられる。衣が軽く食べ飽きない。
 締めの蕎麦湯も濃い。ツユをけちけちしてないので2杯楽しめるのも嬉しいところ。
 取材:2024年3月。(当時)天然海老の天ぷらセイロ(冷)1,800円、天然海老と季節野菜天ぷらセイロ1,800円、桜海老(静岡県由比産)のかき揚げそば1,700円、セイロ880円、おろしそば990円、黒豚セイロ1,600円。温かいそばは、天然海老と季節の野菜の天ぷらそば1,800円、かけそば880円。大盛350円、冷たいそば2枚650円。いなりずし120円。営業時間は11:30〜14:30(土・日・祝日は15:00)と17:00〜20:00(季節により休止あり)。不定休。Tel.050‐5493‐2855。函館市元町30‐7。函館市田十字街電停から歩いて7分ほど。店のHP





トップへ
戻る



Copyright (C)戯雅(giga) 2002-2024 All Rights Reserved.