東京(都心から多摩地区まで)
| 仕事で出かけたついでに、「長寿庵」という「肝っ玉母さん」に出てきたような名前の蕎麦屋があったので入ってみる。いちおう麺もツユも自家製らしい。注文したのは天もり(950円・内税)。この上に1400円まで3種類の天ざるがあるが、違いは天ぷらの量のようだ。そばは、最近では茶そば以外ではあまり見かけなくなった緑色。なんか懐かしい感じ。ツユも甘口で、そばの甘味とよく合っている。麺は弾力がある。付いてきたてんぷらは、中くらいのエビが1本と、かにかま天1、シシトウ2。ほかに、よく温かいそばに載っているようなほうれん草一つまみとなると1枚が添えられる。そばの量はちょっと少な目か。特筆するうまさではないが、出先でひょいと入る蕎麦屋としてはよいと思う。そば猪口は木の挽き物、塗り物の椀状で、これも最近では珍しい。 取材:2002年10月。(当時)天もりと天ざるは本文参照。もり470円。営業データは不明。Tel.03-3441-4069。目黒通り沿い、外苑西通りの南の端っこの交差点近く。最寄り駅は、地下鉄三田線・南北線の白金台。
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