SAIKIDO
関西
| 山科の閑静な住宅地の一角、古民家風の京料理店が昼は蕎麦屋として営業している。看板には「おらがそば」の文字。確かに、これがないとちょっと敷居が高い。店は座敷に上がって庭を見ながら食事をするというスタイルだ。 やはり、看板商品の「おらがそば」というのを食べてみないといけないんでしょうなぁ。で、品書きの筆頭にあった、おらがそば+てんぷらというのを注文。そばは、温冷どちらでもできるようだが、やはり冷たいほうで。 出てきたそばは緑鮮やかな茶そば。上にとろろ、卵黄、海苔が乗ったぶっかけスタイルである。そばは歯ごたえのシコシコ、シャッキリしたもので、出汁が効いたまろやかな甘めのツユとの相性もよい。天ぷらは、しし唐2、中くらいのエビ2、カボチャ、シイタケ1/2、アナゴ、レンコンと、種類も量もじゅうぶん。ぶっかけスタイルだから天ツユが別に付いてくるのは当然として、小皿に塩が添えられているのが嬉しい。こういうところは料理屋らしい気配りである。 それから、今までにしんそばに天ぷら付きっていうのは邪道なのかなぁと思っていたのだが、ここではちゃんとメニューにある。あと、おらがそば+天ぷらと、天ざるって、値段は一緒だけどどう違うのだろうか。ぶっかけじゃないそば? 取材:2004年3月。(当時)おらがそば+天ぷら1,700円、にしんそば+色ご飯1,400円、にしんそば+天ぷら1,700円、ざる1,000円、天ざる1,700円、大盛300円増し。手打ちもり5合(2人前)2,000円、7号(3人前)3,000円、1升(4人前)4,000円、天ぷら盛り合わせ700円、ほかに天ぷらは、野菜700円、エビ1,000円、白身魚800円、野菜かき揚げ700円、エビ・三つ葉・ハスのかき揚げ900円と、メニュー充実。営業時間は11:30〜15:00、夜(京料理)は予約制。定休日は水曜日。Tel.075-581-3863。JR東海道線、地下鉄東西線山科駅から毘沙門堂方面へ徒歩3分ほど(駅下通り抜け経由の場合)。線路と琵琶湖疏水の中間くらい。山科区安朱馬場西町17-3。 |
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