東京(都心から多摩地区まで)

更科 京屋(品川区南品川=青物横丁)

 青物横丁駅前のジュネーブ平和通りの商店街にある蕎麦屋。2005年に存在は確認していたが、なんとなく食指が動かず訪問していなかった。
 店内はテーブル席が20席あまりと小上がりが8席。メニューはオーソドックスなものが一通りそろうほか、ランチタイムには丼物とのセットが数多く用意されるようだ。
 注文したのは天ざる。出てくるまでがかなり早かったが、別に天ぷらが揚げ置きということもない。
 そばはたぶん機械打ちの極細。色白の見た目のとおり、そばの風味は弱い。コシはある。そばの上には海苔と白ゴマ。ツユは甘口でマイルドな作りだ。薬味は練りわさびとねぎ。
 天ぷらは、20cmほどの大きな海老天のほか、しし唐、カボチャ、舞茸。野菜はカラッと揚がっているが、海老はちょっと水分が出てしっとり。大根おろしが添えられ、天ツユはつかない。
 また、ランチタイムだけなのか、まぜ御飯がついてきた。
 もり、かけは価格が抑えられているが、種物は高め。コストパフォーマンス的には、ランチのセット物がメインという、定食屋的な性格が強いと感じた。
 取材:2012年3月。(当時)天ざる1,200円、天ざる(上)1,500円、もり550円、ざる700円、とろろそば850円、三味そば(のり・おろし・とろろ)850円、鴨せいろ1,000円。温かいそばは、かけ550円、玉子とじ700円、にしんそば900円、本鴨南ばん1,000円、天ぷらそば1,200円。そば・うどんと丼物のセットは770円、850円、880円(曜日・時間・個数の制限あり)。営業時間は11:00〜14:30と17:30〜20:30。定休日は日曜日と第2土曜日。Tel.03‐3472‐2525。品川区南品川3‐5‐3。京急線青物横丁駅から歩いて1分ほど。





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