東京(都心から多摩地区まで)
| 新宿駅東口、ルミネエストの南端近く。夜の和食ダイニングとしての営業がメインのようだが、ランチタイムも開店から賑わっている。落ち着いたイメージの店内は、ほとんどがカウンター席と小さめの個室、というのも「飲み屋」の体だ。 昼と夜でメニューが変わるが、ランチは手打ちそば中心。北海道・多度志産の蕎麦粉を店内で石臼挽き製粉する。つなぎ約2割の二八そば。 「今月のそば」と銘打った桜海老のかき揚げせいろ(1000円)に心を惹かれつつ、レギュラーメニューの天せいろを注文。値段はほとんど2倍だ。 先に、ランチに付く小鉢と薬味が運ばれてくる。この日の小鉢はナスの揚げ出し。薬味は本わさびとネギで、わさびは自分ですりおろすための卸金が付いてくる。 そばは細かいひだのあるちょっと縮れた感じの濃いめのサンドベージュ。しなやかなコシと、噛めば鼻に抜ける風味が楽しめる。ボリュームも、心配したほどには少なくない。 ツユはきりっとした辛口。そばの甘味との相性がよい。 天ぷらは、10cm強の海老天2本、しし唐、レンコン、しいたけ、ナス。衣が軽い料亭風の仕上がり。天ツユも付いてくる。 締めの蕎麦湯も濃いめなのが嬉しい。 そば自体も、店の雰囲気もクオリティが高い。その分レートはちょっと高め(とくに天せいろ)。普段使いであれば、たぶんかき揚げせいろを注文すると思う。 取材:2012年5月。(当時)天せいろ1,800円、せいろ750円、田舎せいろ850円、とろろそば850円、胡麻だれせいろ900円、京都丹波産鴨せいろ1,300円、鹿児島直送・無菌豚「桜島美湯豚」せいろ1,300円。温かいそばは、天ぷらそば1,800円、かけそば750円、鴨なんばん1,300円、桜島美湯豚南蛮1,300円。営業時間は昼:火曜〜金曜が11:30〜14:30・土日祝日が12:00〜15:00、夜:月曜〜土曜が17:00〜23:30・日祝日が16:30〜22:30。年末年始と夏期旧盆を除き無休(月曜日のランチは休みで祝日の場合は翌日休み)。Tel.03‐3352‐5113。新宿区新宿3‐36‐6 大安ビル2階。JR新宿駅中央東口からすぐ。東南口からも近い。駐車場は15台(100円/10分)。お店のHP。 |
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