神奈川(横浜を中心に三浦・湘南・箱根など)
| 2014年4月に訪れた「手打ちそば ふじ」の姉妹店というか2号店というか。2014年6月18日に開店した新しい蕎麦屋。ちょっと猥雑な雰囲気の漂う繁華街のはずれ、平和通りに面したビルの2階。たぶん昼と夜では風景が全く違うのだろう。 清潔感のあるこぎれいな店内は、4人掛けテーブルが5卓、2人掛け2卓、4人掛け半個室。他にカウンターが6席くらい。 メニュー構成はほとんど「ふじ」を踏襲しているが、価格などに若干の違いがあり、昼限定メニューも充実している。「ふじ」と同じく、穴子天もりを注文。 面白いのは7種類の漬物が食べ放題になっていること。待ち時間は長くないが、楽しめる。 せいろは2段。細打ちのそばは、サンドベージュの色合い、滑らかな肌をしている。コシがしっかりとした密度の高いそば。ボリュームもちゃんとある。 ツユは輪郭のはっきりとした辛口。薬味にはさらしたねぎと本わさびが付く。 天ぷらは25〜30cm大の穴子を2つに切ったものと、この日の野菜天はレンコン、カボチャ、オクラ。塩が添えられる。穴子は大きく身がふっくら厚みもある。衣はからりと軽く、食べ飽きない。 そして締めの蕎麦湯がとろとろに濃厚なもの。しかもツユも蕎麦湯もけちけちしていないので、3杯たっぷり楽しめる。 「ふじ」と同様、そば前も地酒も非常に充実している。夜にはさらに魅力を増すことは間違いないだろう。 取材:2014年9月。(当時)穴子天もり1,200円、えび天もり1,200円、せいろもり700円、田舎もり750円、二色もり750円、ごまだれそば750円、辛味大根おろしそば850円、つけとろそば950円、ぶっかけそば(しらす、山菜、青ねぎ、海苔、おかか、辛味大根)900円、九条ねぎおろしそば(九条ねぎ、辛味大根、揚げもち、煮しいたけ)1,100円、鴨せいろ1,200円。二色もり、田舎に変更は50円増、大盛りは300円増。温かいそばは、かけ700円、穴子天そば1,200円、えび天そば1,200円、にしんそば1,200円、かも南蛮そば1,200円など。昼限定で、豚天きのこツケ汁そば(1,100円)や特別天ぷらそば(海老・キス・野菜、980円)などもあり、そばは温・冷選ぶことができる。営業時間は11:30〜15:00と17:30〜22:00。定休日は日曜日と祝日。Tel.044−200‐0039。川崎市川崎区東田町4−15 マルイチビル2階。JR東海道線・京浜東北線・南武線川崎駅、京急線京急川崎駅のどちらからも歩いて7分くらい。 |
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