東京(都心から多摩地区まで)
| ひょんなことで店の存在を知り、行ってみたくなった。で、ゴールデンウィークに品川宿散歩にかこつけて家族と一緒に出かけた。 すでに「翁系」といってもいいくらい、各地に増えてきたが、例にもれずしこしことした弾力のあるそばが味わえた。 家族4人で注文したのはもりそばのざると田舎、辛味大根のおろしそば、そしてつけとろの4種。田舎以外は、そばはいずれも淡い緑がかったサンドベージュの細打ちの麺で、田舎のみ挽きぐるみの黒い、そして一回り太い打ち方のそばである。田舎は弾力はあるもののもっちり感が強い歯ごたえにも感じられ、普通のざるのぴんとした歯ごたえのほうが好みだった。 ツユはかつお出汁の風味を強めに出したもので、味自体は辛くもなく甘くもなくといったところ。これも他の翁系の店と同じ性格の味。タイミングよく出される蕎麦湯は、しっかりと濃厚なところが嬉しい。 取材:2003年5月。(当時)もりそばざる700円、もりそば田舎700円、おろし、つけとろ各950円、鴨ざる1,200円。温かいそばはかけ、月見、とろろ、鴨南蛮(1,300円)。もちろんうどんはなし。焼き味噌などのつまみメニューや日本酒も品揃えも充実している。営業時間は平日が11:30〜15:00と17:30〜20:00(ラストオーダー)で、日祝日は夜の営業はなく11:30〜16:00。定休日は月曜日。Tel.03-3471-0967。品川区北品川1-8-14。最寄り駅は京急北品川駅で、徒歩3分。JR/京急品川駅港南口から10分ほど。店の案内によれば、東京モノレール・りんかい線の天王洲アイル駅からでも徒歩15分となっている。品川駅港南口からだと、新幹線沿いに南に進み、都バス車庫の先のT字路で左に折れて少し行った左手。
2008年1月追記 2007年6月に、営業時間が大幅に変更になった。 営業時間は9:00〜15:00(14:30L.O.)。定休日は日曜日と第2月曜日。祝日は関係ない(月〜土は祝日でも営業、第2月曜が祝日でも定休日)。10:30まではもりそば(ざる・田舎)のみ。 税込表示の価格は、もり(ざる・田舎)730円、おろしそば990円など。5年前よりすべてが進化して、極上のそば。 お店のホームページ。 |
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