東京(都心から多摩地区まで)

蕎の蔵(きょうのくら・中央区銀座)

 「北の魚と田舎そば」と看板にあるが、雰囲気的にはチェーン店の「高田屋」をグレードアップしたような感じの構え。構えといってもビルの地下なので、店の作りという意味だが。夜は居酒屋になり、メニューも入れ替わる。昼のメニューはそば中心。
 メニューを見ると、そばは茨城産のソバを石臼挽きにしているとある。注文したのは一番基本メニューらしい「打ちたて田舎せいろ二枚」(一枚というのはメニューにない。追加せいろは1枚単位でOK)。出てきたそばは、名前から推察できるように黒々として太めに打ったもの。食感は、もっちりとした歯ごたえ。つゆは鰹出汁の香りが強いやや辛口だが、濃い口というほどでもない。薬味として添えられるのは、生わさび(卸したもの)とねぎ、そして揚げ玉。どっしりしたそばとの相性はなかなかよいと感じた。
 ただ、乗せてくるお盆がせいろから出た水でびしょびしょで、割り箸が濡れているのはちょっと減点材料。
 取材:2003年10月。(当時)打ちたて田舎せいろ二枚680円、天ぷら田舎せいろ二枚1,400円、辛味大根そば780円(税込み)。温かいそばや、季節ごとの変わりそばも数種類用意される。営業時間は平日が11:30〜14:00と16:30〜23:00、土日祝日が12:00〜23:00。年中無休。地下鉄銀座駅A5出口(日産ギャラリー前)から晴海通りを晴海方向に少し行ったところ。Tel.03-3571-6556。中央区銀座5-9-1銀座コティビル地下1階。





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