東京（都心から多摩地区まで）

中山(中央区京橋)

　非常に普通の蕎麦屋。特徴は、価格設定が抑え目、ということかな。
　注文したのは天せいろ。これがこの店で一番高価なメニューである。細く揃ったそば。コシは程々といったところか。皿に簾を敷いた上に乗せられた量もたっぷりとまではいかないまでもそこそこ多め。そば自体、非常に甘味を感じる。さらにつゆも甘口濃い目。昨今珍しいくらい甘口である。天ぷらも、あれこれ出さずに、中の大、といった大きさの海老天が2本にしし唐という直球勝負。薬味はねぎどっさりと練りわさび、天ぷらに大根おろし。つゆは天つゆ共用。
　取材：2003年11月。(当時)せいろ450円、ごまだれせいろ500円、ざるせいろ500円、天せいろ950円。セット用に、ミニ丼(天丼か親子丼)250円、ご飯ものをメインという人にはミニそば(冷たいのはせいろ、温かいのはたぬき)200円もある。サラリーマン仕様の店である。営業時間は不明だが、15：00～夕方17：00くらいは休憩のようだ。場所柄、週末は休みっぽい。Tel.03-3561-2271。昭和通りから一筋中央通川に入った一方通行の道沿い。中央区京橋1-14-1。最寄り駅は都営浅草線宝町で徒歩3分ほど、銀座線京橋からは5分くらい。