東京(都心から多摩地区まで)
| なかなかのコストパフォーマンスである。突出したところはないが、味、量、値段のバランスがよいと思う。 天せいろは、ちょっと江戸前の心意気を感じる構成で、エビ、ナス、しし唐という定番のほかにキスと海苔の天ぷらが付いてくる。衣はさっくり軽く、ボリュームも十分。肝心のそばは、やや緑がかった色合いで、コシはあまり強くはないが、そこそこしゃきっとしていて、風味もよい。ツユはちょい甘め。天ツユ共用である。薬味は珍しく大根おろしとおろししょうがだけで、わさびやネギは付いてこなかった。そういうポリシーなのだろうし、とくだん不満はない。そば湯はさらっとした感じ。 値段を考えると、お得感の強い店である。 取材:2003年12月。(当時)せいろ550円、かき揚げせいろ750円、天せいろ850円、おろしそば650円、かけそば500円。税込み。営業時間は昼が11:00くらいから14:00と、夜のお酒時間(失念)。定休日は聞き忘れたが、立地的にたぶん週末・祝日は休み。Tel.03−3241−5773。JR神田駅南口から、山手線の外側を高架に沿ってたどった左手(駅から2つめのガードのすぐ先)。徒歩3〜4分くらい。地下鉄銀座線三越前、JR総武快速線新日本橋駅も徒歩圏。中央区日本橋本石町4−5−3。 |
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