神奈川(横浜を中心に三浦・湘南・箱根など)

星月(せいげつ・小田原市飯泉)

 「毎日でも食べたいそば」というのは、こういうそばを言うのだろう。
 外観も店内も、まるでカフェのようなイメージ。カウンター風の横並び5人掛けと、4人掛けが4卓。店内に流れるのはビートルズ。しかし、そばはまったく奇をてらわない、非常にまじめなものである。
 天ざる、もあるのだが、せいろとざるの違いを聞いたら「海苔の有無」だというので、せいろと単品の穴子てんぷらを注文。ちなみにざるとてんぷらを組み合わせると天ざると同じ値段になる。天ぷらは穴子のほかにも海老、掻き揚げが選べるのも嬉しい。
 まず穴子てんぷらが登場。天ツユではなくて、小皿に塩胡椒が用意される。これは嬉しい。よく天ぷら専門店で塩を出すところがあるが、ここ星月のは胡椒の比率が高い。かりっと香ばしい穴子の天ぷらの食感を損なわず、また、胡椒と穴子の風味がよく合う。ツユより断然よい。穴子のほか、しし唐とナスもつく。
 さて、そばがまた絶品。サンドベージュの極細打ちで、コシと風味がしっかりとした、それでいてあまり後味感がない不思議なそば。なんというか、初めから身体の一部みたいな。喉越しが最高によい。ちなみに写真の2枚で1人前、である。追加は1枚単位でできる。
 ツユは辛口の濃い口。つまんだ3分の1ほど浸けてぞぞっとすするのがちょうどよいくらい。もちろん天ツユにするのは不向きなタイプ。本当にこのそばとの相性だけを考えて作ったという感じだ。辛口と書いたが、そば同様、何かの風味が突出することがなく、これを残して蕎麦湯を3杯も飲んだ。薬味は本ワサビとねぎ。
 「毎日でも食べたい」が、ひとつ問題がある。やや高めのお値段である。
 取材:2004年10月。(当時)せいろ800円、ざる850円、穴子てんぷら1,150円、穴子天ざる2,000円。その他のメニューは下記HPを参照。営業時間は11:30〜15:00と17:00〜19:00。定休日は月曜日と第2火曜日。Tel.0465-47-7780。小田原厚木道路小田原東ICのすぐそば。ちょっとわかりにくい。目印は、ケーヨーデイツーで、このホームセンターの裏手になる。お店のHP





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