東京(都心から多摩地区まで)
| 町のごくごく普通の蕎麦屋。旧東海道品川宿の一番北のはずれにある。 平日の昼時に、空いているテーブルがあるぞ。大丈夫かな。昔ながらの食堂風のテーブル、椅子、そして卓上には三角マッチ、ブリキの灰皿など。メニューは壁にかかっているだけ。と、どこまでも「普通の蕎麦屋」。価格的にはかなり抑え目の設定である。お、季節物の中に、冷やしたぬき、冷やしきつねのほかにたぬきせいろとかきつねせいろってのがある。なんか珍しそうだが、結局天もりを注文。 白っぽいそばは、機械打ちで、そば粉の割合も7割以下と思われるが、歯ごたえは思っていたよりもピンとしている。自家製麺なのかな。ツユも癖のない辛口で、好みかも。 天ぷらは、大きめのエビと、カボチャ、しし唐。衣はからりとしていて、どこがどうというわけじゃないんだけど、年季の入った仕事、という感じ。 薬味は練りわさびとねぎ、天ぷらに大根おろしとオーソドックスなもの。ツユはもちろん共用だ。 どこか懐かしい、そしてどこまでも「普通の」蕎麦屋である。 取材:2004年12月。(当時)天もり800円、天ざる900円、もり500円、ざる600円、鴨せいろ800円、季節ものの冷やしたぬき、冷やしきつね、たぬきせいろ、きつねせいろは各580円。温かいそばは、かけ500円、にしんそば750円、かも南蛮800円など。営業時間は11:00〜14:00と17:00〜20:00。定休日は土曜と日曜。Tel.03-3471-3361。品川区北品川1-2-7。京浜急行北品川駅から2〜3分。 |
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