東京(都心から多摩地区まで)

手打そば おくむら(渋谷区神山町)

 NHKの西門前、井の頭通りに面している。こぢんまりとした間口の店は、奥の打ち場に面して4人掛けのテーブル3卓と、小上がりも同様に4×3の合計24席。メニューのレートはやや高め。50円上乗せで田舎そばにもなると書いてあるが、今日は田舎を打ってないとか。では、普通の天せいろを。
 サンドベージュがかったそばはかなり細打ち。1本は短めだが、見た目から想像するよりコシもある。ボリュームもまぁまぁあるほう。
 ツユは天ツユ共用。出汁が効いた中辛口だが、口当たりはさっぱりマイルド。
 天ぷらはしし唐とナス、そして特大の海老1本。値段を考えるともう1品くらいは付けてほしい気もするが。
 薬味はネギと練りわさび。
 天付よりもそば単品に魅力を感じる蕎麦屋だ。それにしても気になるのは田舎そばなのである。
 取材:2006年2月。(当時)天せいろ1,800円、天ざる1,900円、せいろ800円、田舎せいろ850円、つけとろ1,300円。本文にも書いたが、あれば、50円増で田舎そばに換えられる。大盛は400円増。営業時間は12:00〜15:00と18:00〜20:00(土曜日は昼のみ)。定休日は日曜日と祝日。Tel.03‐3466‐4600。渋谷区神山町5−7。最寄り駅は東京メトロ千代田線の代々木公園駅で、2番出口から約500m。各線の渋谷駅からも徒歩圏だが、20分以上かかるかも。代々木体育館前を抜けるなら渋谷より原宿駅のほうが近いか。





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