東京(都心から多摩地区まで)

嘉一(港区浜松町)

 本陣房グループの1軒。
 天付メニューは、そばがせいろ(並そば)か並そばと柚子切りの2色、天ぷらは車海老2本と野菜天か穴子天の組み合わせとなっている。では、オーソドックスに江戸前穴子天もりでいきましょうか。
 最初に薬味の載った盆が出てくる。薬味皿にはたっぷりのねぎと、辛味大根、本わさび。
 続けてそばと天ぷら。そばはせいろ2段でボリュームもある。黒っぽいそばは、見た目どおり風味も豊か。コシがピンとしっかりしていて、シコシコとした歯ごたえがあるタイプ。ツユはかつお出汁の輪郭がはっきりした辛口。
 天ぷらは穴子の1本揚げが迫力。衣はかりっとして身はふっくらしている。ほかにヤングコーンとしし唐、カボチャ。天ツユは別についてくる。なお、天ぷら用の薬味として大根おろしが添えられている。これはもりとの差額を考えるとなかなかコストパフォーマンスも高い。
 きちんと食事として成立するだけのボリュームで、このクオリティと値段は、都心では稀な存在と言えるだろう。夜は地酒割烹モード。
 取材:2006年6月。(当時)江戸前穴子天もり1,260円、車海老(二本)と野菜天もり1,260円、せいろもり730円、柚子切り1,260円、二色もり1,150円、二色天もり2,090円。営業時間は11:30〜14:00と17:30〜23:00。定休日は土曜・日曜・祝日。Tel.03‐5777‐1212。港区浜松町2−1−16 スパックス浜松町Uビル1階。都営地下鉄大江戸線・浅草線大門駅A1出口からすぐ。JR山手線・京浜東北線浜松町駅北口から2分。お店のHP





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