神奈川(横浜を中心に三浦・湘南・箱根など)

そばや 一本挽き(横浜市中区不老町) 閉店

 扇町から伊勢佐木町に向かって歩いていて偶然発見。控えめなたたずまいなので、見逃してしまいそう。看板も出ていない。
 店名のとおり、そばは挽きぐるみ(一本挽き)のみ。基本メニューはいたってシンプルだ。つけ天って何?
「天ぷらが最初からツユに入っているんです。ツユ自体もちょっと薄めで」
 あー、リピートならそれでいくんだけど、今日は天せいろください。秋限定の江戸前つけ天ってのがあるなぁ。キス・穴子・ハゼ――これで天せいろならベストなんだけど。
 そばはやや色の濃い、いかにも挽きぐるみといった表情。かなり細打ちだ。コシもしっかりしていて喉越しもよい。2段せいろでボリュームもちゃんとしている。
 ツユは出汁の効いた辛口で、ちょっと苦味が隠れている。天ツユ共用。薬味には辛味大根、練りワサビ、ネギが付く。
 天ぷらはオーソドックスに海老2本とナス、ピーマン。軽い感じだけど、油切れがもう一息。
 ていねいな手打そばを、良心的な価格で出している。次回は是非、「つけ天」を食べてみよう。ツユは冷たくも温かくもできるようだし。
 取材:2007年9月。(当時)天せいろ1,400円、せいろ780円、つけ天(海老・野菜)1100円、鴨せいろ1,200円、おかわり200円。温かいそばはちから(モチ3個)900円、天ぷら1,100円、かも南ばん1,200円。レギュラーメニューはこれで全部。秋限定の江戸前つけ天は1,000円。営業時間は11:30〜そばがなくなり次第終了。定休日は日曜日と祝日。Tel.045‐651‐7317。横浜市中区不老町2‐10‐5。横浜市営地下鉄伊勢佐木長者町駅から歩いて5分足らず。JR関内駅南口からでも10分弱。





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