東京(都心から多摩地区まで)
| 線路わきにたたずむ小ぢんまりとした蕎麦屋。店内は4人がけのテーブル4席と、8人がけのカウンター。隠れ家的な雰囲気だ。メニューを開くと、田舎や変わりそばも打っているようだし、天種もいろいろ用意しているようだ。では、江戸前穴子天せいろを。 ちょっとおしゃれな感じだし、コストパフォーマンス的にはあまり期待してなかったのだが、どうしてしっかりしたもの。3段のせいろは、いちばん上が天ぷら、2段目と3段目がそばになる。極細で星が点々としたそばは、きゅっと締まった食感で、非常にのど越しがよい。盛りもきちんとしたボリュームなのがうれしい。 ツユはちょっと醤油の勝った辛口だが、甘みのあるそばとの相性がよい。 てんぷらがまたしっかり。穴子は2本分? と思うくらいで、これは3枚におろした両側ってことで1匹なんだろうか。とにかくふっくらさっくりのアナゴがたっぷり。さらに、ナス、オクラ、フキノトウまで付いてきた。天ツユが別に付くほか、塩まで添えられていて、天ぷらを大事にしているんだなぁということが伝わってくる。 薬味はオーソドックスに、そばにはワサビとねぎ、天ぷらには大根おろしとしょうが。 料理や酒も充実しているし、これは夜にも来てみたい店ですねぇ。 取材:2008年4月。(当時)江戸前穴子天せいろ1,680円、天せいろ1,680円、野菜の天せいろ1,260円、せいろ(細打ち二八)682円(小525円)、いなかせいろ(荒挽き十割生粉打ち)787円(小577円)、柚子きりせいろ(季節の変わりそば)840円(小630円)、二色せいろ945円、三色せいろ1,050円、海苔かけせいろ840円、辛味大根のおろしせいろ1,050円、田舎とろろせいろ1,050円、つけカレー南蛮せいろ945円、ほかにオリジナルそばもいろいろ。温かいそばは、かけ682円など。営業時間は、11:30〜15:00と17:30〜23:00。定休日は日曜日。Tel.03‐3742‐0616。大田区西糀谷4‐21‐17。京浜急行空港線の糀谷駅中央改札をでて、線路沿いに羽田空港方面に歩いてすぐ、1分くらい。 |
|
|
Copyright (C)戯雅(giga) 2002-2024 All Rights Reserved.
|