東京(都心から多摩地区まで)
| こざっぱりしたたたずまいの、町の蕎麦屋。名前を見れば自家製粉だろうかと思うところだが、よくわからない。店内は、テーブル席が4人がけ3卓、2人がけ1卓、小上がりが4人がけ4卓。メニューは全体に抑えた価格設定なところが下町らしくて嬉しい。 注文したのは天せいろ。出てきたのはちょっと透明感のあるベージュの細打ちそばだ。コシも弾力もある、つるりとした食感。ボリュームもそこそこある。食事はこうでないとね。 ツユは、きりっとした辛口。出汁がでしゃばらない、素直な味。天ツユと共用だ。 天ぷらは、中くらいの海老が2本としし唐2本。ばりっと大きな衣が広がっていて、蕎麦屋の天ぷらのスタンダードという感じ。油は軽くて、さっくりしている。 薬味には、練りわさびとねぎ。蕎麦湯は早い時間だったからかさらさら系だった。 肩肘張ったところのない、町の蕎麦屋だが、そばはいい歯ごたえだし、かなりコストパフォーマンスは高いと思う。 取材:2008年6月。(当時)天せいろ1,000円、天ざる1,200円、せいろ550円、冷やしたぬき650円、おろし750円、鴨せいろ850円。温かいそばは、かけ550円、天ぷら950円など。営業時間は、11:00〜15:00と17:00〜20:30(早じまいあり)。不定休。Tel.03‐3871‐5258。台東区根岸3‐25‐6。JR山手線、京浜東北線鶯谷駅北口から歩いて2分くらい。鶯谷駅前の信号を渡ってすぐ、尾竹橋通りの右側。根岸小学校の隣。 |
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