神奈川(横浜を中心に三浦・湘南・箱根など)
| 「おらがそば」という文字からして、信州風なのだろう。 元町という立地の中では庶民寄りのムードの蕎麦屋。店内に入ると民芸風というか、囲炉裏をあしらった椅子席、テーブル席のほか小上がりという作り。 天せいろに相当するのは「つけ天」という品だそうで、じゃ、それお願いします。ちなみに、こちらでは温かい天ぷらそばでも天ぷらは別盛になるという。 ちょいと長めの待ち時間の後に出てきたそばは、やや太め。もっと色黒の田舎風を想像していたが、白くて表面がつるりとしたそばだ。弾力はあるが、あまりしこしこ感はない。量は特に少なくもないという感じ。ツユは甘口で、天ツユ共用。 天ぷらは、大きめの海老天2本と、しし唐2本、海苔1枚。薬味にはねぎ、大根おろしとおろし生姜、細く刻んだ大葉が付く。 目と鼻の先にある元町一茶庵とは、まったくタイプの違うそば。もう少しざっくりしたそばにしたら、個性的だと思う。気取らなくって居心地は悪くないけど。 喫煙可。 取材:2008年2月。(当時)つけ天1,500円、ざる750円、冷し納豆900円、とろざる950円、おろし950円、とろ納豆1,150円。温かいそばは、きつね850円、天ぷら1,500円など。営業時間は12:00〜20:00(売り切れ仕舞あり)。定休日は月曜日(祝日の場合は翌日休)。Tel.045‐681‐6300。横浜市中区元町1‐26。みなとみらい線元町・中華街駅の元町口から歩いて3分ほど。JR根岸線石川町駅の元町口からは10分くらい。 |
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