東京(都心から多摩地区まで)

吉田屋(大田区蒲田)

 一見したところ町の普通の蕎麦屋だが、外に「手打蕎麦」の幟が立っている。
 店内に入っても、ごく庶民的な雰囲気。しかもメニューに書かれている値段がかなり安い。普通、東京でこの値段の手打蕎麦というのは考えにくいのだけれど、メニューの下にも北東製粉の「そば職人」というそば粉を使った手打と謳っている。いや、疑うわけじゃないんですけどね。
 ランチセットは700〜800円で用意されるが、注文したのは天もり。
 そばはクキクキとした歯ごたえで、かなりコシが強い。表面は滑らか。若干つなぎ比率が高めでしょうか。ボリュームしっかりしたもの。
 ツユは甘口。昔ながらの蕎麦屋風の甘さ。天ツユ共用だ。薬味には練りわさびとねぎ。
 天ぷらは、小振りの海老天2本のほか、ピーマン、マイタケ、カボチャ、タケノコ、ナス。こちらもたっぷりだ。
 最近の、いわゆる「手打らしさ」を楽しむタイプのそばではないけれど、しっかりしたそばをリーズナブルに食べるにはよい。
 取材:2008年6月。(当時)天もり1,000円、天ざる1,100円、もり450円、ざる550円、鴨せいろ1,100円。温かいそばは、かけ450円、玉子とじ600円、鴨なん900円。季節物の冷やしタヌキ650円。営業時間は11:00〜21:00。定休日は「日曜・祝日と、第2・第4土曜夜営業」となっているがちょっと意味がわかりにくい。結局土曜日はどうなの? Tel.03‐3737‐7741。大田区蒲田4‐21‐6みのわビル1階。京浜急行京急蒲田駅西口から歩いて3分くらい。





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