東京(都心から多摩地区まで)
| 「神田の寿美吉の暖簾を受け継ぐ」ということは、こちらと関係があるんだろうか。 しかし、メニュー構成などはまったく独自のもの。品数が豊富なところは似ているけれども。 ベーシックな天もりを注文したら、「天ぷらは海老にしますか、小海老の入ったかき揚げにしますか」とのことだったので、かき揚げをチョイス。 そばは黒っぽい極細。冷麦くらい細いんじゃないかというほどに。そばの甘みが感じられる。柔らかいというほどではないが、コシはあまり強くない。しかしこの細さだけにのど越しは非常によい。手打ちではない。 ツユは甘めの濃い口。天ツユは付かない。 かき揚げは、芝海老のような小海老のほか、春菊とたまねぎ。けっこう大きい。しっとり系の天ぷらだ。もう少しさっくり、かりっとしているほうが好み。 薬味は、練りわさびとねぎ、天ぷらに大根おろし。 蕎麦湯がポットで出るところは、飾り気がないというか、情緒に欠けるというか……配膳は、写真の通りなんで、自分で直すしかありません。 基本的に町の蕎麦屋。そこそこのそばをリーズナブルに食べたいときによい。 取材:2008年8月。(当時)かき揚げ天もり870円、天もり870円、上天もり(車海老)1,370円、天ざる970円、もり520円、ざる620円、とろろ820円、冷やしたぬき720円、冷やし山かけ820円。温かいそばは、かけ520円、天ぷら820円、にしん770円、豚角煮820円、本鴨南ばん970円。営業時間は平日が11:00〜21:00、土曜日と祝日が11:00〜20:00。定休日は日曜日。Tel.03‐3736‐3702。大田区蒲田5‐28‐12。JR京浜東北線蒲田駅東口から歩いて3分、京急蒲田駅西口から歩いて5分くらい。 |
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