神奈川(横浜を中心に三浦・湘南・箱根など)
| 住宅街の中にある清楚な構えの蕎麦屋で、店内も4人掛3卓、2人掛2卓、小上がりに4人席2卓と、キャパシティも小ぢんまりしている部類に入る。 店名にも「石臼挽き」と謳うように、そば粉は店内で石臼で挽いているらしく、この日は北海道幌加内産のほろみのりを使用していると表示されていた。 生粉打ちもあるようだが、基本の天もりをいただくことにした。 そばは平打ち、というか若干太さ長さが不揃いなところがある。全体としては細打ちの部類に入るだろう。しなやかな弾力のある、なめらかなそばだ。盛りもしっかりしているほう。 ツユは甘口だが、しつこい感じはない。天ツユと共用。薬味には、練りワサビとねぎ、天ぷら用の大根おろしがつく。 天ぷらは、しし唐、サツマイモ、にんじん細切りのかき揚げ風、春菊、大きめのエビという盛り合わせで、こちらもちゃんとボリュームがある。なお、海老天が車海老になると400円アップ。 質とボリュームを考えると、かなりリーズナブル。機械打ち以下の値段できちんとした手打そばが味わえるとは、ありがたいと思う。工夫を凝らした創作メニューも多い。機会があれば、次は生粉打ちをいただきたいものだ。 取材:2008年6月。(当時)天もり1,150円(車海老は1,550円、+250円で生粉打ち)、天ざる1,250円(車海老は1,650円、+250円で生粉打ち)、もり700円、十割そば950円、3種の冷がけが楽しめる吉乃そば1,200円(+300円で生粉打ち)。温かいそばは、かけ700円、にしんそば1,200円、天ぷらそば1,150円。営業時間は11:00〜20:00。定休日は木曜日。Tel.045‐361‐1584。横浜市旭区中希望が丘209。相鉄線希望ヶ丘駅南口から歩いて8分くらい。駐車スペースは店の前に3台分。お店のHP。 |
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