東京(都心から多摩地区まで)
| 幟などを立てることもなく、かなり控えめなたたずまい。キャパシティも比較的小ぢんまりしている。 メニューは昼と夜で変えているようで、昼は天付きメニューを頼めないのは残念。で、もり。 太打ちの「田舎」もあるが、もりは細打ち。サンドベージュのしなやかなそばは、絶妙の弾力。そば粉は福井産の無農薬栽培を使用しているらしく、店内の電動臼で自家製粉したもの。甘味が豊かなそばだ。 ツユはきりっと辛口で濃い。薬味には本わさびとねぎ。蕎麦湯はトロッと濃厚。 そばはせいろ2枚で1人前だが、同じ値段で1枚分の量しか出てこない店も多いことを考えると、この上等なそばの値段としてはバリューといえる。食後にデザート(蕎麦菓子)付。 しかし、それにつけても残念なのは、夜のメニューにあった穴子天せいろ(1,700円)が食べられなかったこと、なのである。 取材:2009年4月。(当時)昼のメニュー:もり700円、かけ700円、ざる850円、花巻850円、太打ち(そば粉100%)850円、季節の変わりそば950円、鳥つくねせいろ・南蛮850円、カレーせいろ・南蛮900円、焼穴子の玉子とじそば1,000円、バンバンジー風サラダそば1,000円。ほかに季節もののそばが1,400(玉子とめかぶのかき玉そば)〜2,000円(鴨せいろ・南蛮)。温かいそばのほうが品数が多いのは珍しい。営業時間は、11:30〜14:30と18:00〜23:00。定休日は日曜日。Tel.03‐6906‐8639。渋谷区上原1‐35‐9吉野ビル1階。東京メトロ千代田線・小田急線代々木上原駅南口から歩いて1分くらい。 |
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