東京(都心から多摩地区まで)
| 陣屋横丁という、非常にわかりにくい路地に面している。店内は4人掛けテーブルが4卓と、小ぢんまりした町の蕎麦屋。 メニューで温かいそばが冷たいそばの前に書いてある蕎麦屋というのは珍しいような……。昼時は丼などのセットものもやっているが、注文したのはもちろん天せいろ。 そばは、白っぽいがふにゃっとしたものではなくてクキクキとした歯ごたえと喉越しが楽しめるタイプ。ただ、甘味や香りは色のとおり弱い。盛りはしっかりとボリュームがあるほうだ。 ツユは出汁の輪郭がはっきりした辛口。 天ぷらは、15cmほどの海老天2本のほか、なす、かぼちゃ、しし唐、タマネギのかき揚げ。天ツユなどは付かない。 薬味は練りわさび、ねぎ、大根おろし、おろしショウガ。 締めの蕎麦湯は薄くはないが、ちょっとぬるかったのが残念。 ご飯ものには400円で小そばがあったり、そばと組み合わせ用にワンコイン(500円)丼があったり、食事としてのそばを工夫している気取らぬ下町の店である。 取材:2009年12月。(当時)天せいろ1,280円、天ざる1,430円、せいろ600円、きし・もり620円、きしざる770円、ざる750円、冷かけ600円、冷たぬき780円、鴨せいろ1,150円。温かいそばは、かけ550円、カレー南ばん850円、天ぷらそば980円、鴨南ばん1,150円。営業時間は11:00〜22:00。定休日は日曜日。Tel.03‐3471‐4554。品川区北品川2‐26‐6。京急の新馬場駅南改札から300mほど。 |
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