北関東(群馬・栃木・茨城)
| 東北道佐野藤岡ICの近くに用事があったので、岩舟町のホームページに載っていたこちらの蕎麦屋におじゃました。農道に面したような立地なので、知らなければ通り過ぎてしまいそうだ。 店の入り口には、その日打たれたそば粉の産地と品種が掲示されている。この日は、長野産の信濃一号。 天せいろというメニューはないので、そばと天ぷらは単品での組み合わせになる。十割そばと桜海老のかき揚げを注文。 そばは細打ちで、角の立ったきれいな断面。しなやかでしっかりしたコシ、喉越し、そばの甘味が楽しめる。 ツユはきりっとした辛口。しゃっきりしたそばによく合っている。「こちらのお塩も試してみてください」と出てきたのは、やや茶色っぽい藻塩? そばに乗せて口に運ぶと、そばの甘味が引き立つ感じだ。 薬味は、本わさび、ねぎ。海苔が別添えで。 桜海老のかき揚げは、衣が薄い軽いもの。天ツユはつかないがくし切りのレモンが添えられる。小鉢付き。 窓からみかも山を望む景色同様、清清しいそばが楽しめる蕎麦屋である。 取材:2010年3月。(当時)もりそば(外二)600円、十割そば(限定)700円、かけそば600円、にしんそば800円、かも汁そば1,200円。天ぷらは、さくらエビかき揚げ(限定)450円、白エビかき揚げ(限定)450円、やさいもり合わせ400円、やさいかき揚げ(限定)300円、エビ天700円、エビとやさいもり合わせ1,000円。営業時間は11:00〜18:00(売切れ次第終了)。定休日は水曜日と第3木曜日。Tel.0282‐55‐5367。栃木県下都賀郡岩舟町下津原1130‐1。駐車スペースは5台ほど。
2012年11月追記 再訪して、かけそばと白海老のかき揚げ。 かけそばは非常に繊細な出来栄えで、透き通ったツユがうまい。もっと濃口かという想像を覆すものだった。 白海老のかき揚げもサクッと軽い。 また、天ぷらも種類によっては天ツユが付くようだし、卓上には塩も常備される。 また、蕎麦湯のためにもり汁をそば猪口に入れて別に持ってきてくれるなど、細やかな心配りが嬉しい。
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