北関東(群馬・栃木・茨城)
| 住宅地の一角にある新しい蕎麦屋。訪問時の1年前、2009年11月の開店らしい。 店内もまだ真新しい感じで、清潔感があふれている。公園に隣接し、周囲の建物も低いので窓から明るい光が射し込んでいるのも気持ち良い。テーブルは4人掛けと2人掛けが2卓ずつと6人掛けが1卓。小上がりには4人掛けが2卓ある。 蕎麦粉は地元・常陸の金砂郷産、筑西産の丸抜き(玄蕎麦の殻を取ったもの)を仕入れ、石臼で自家製粉。これを外一(10:1)で打ったそばだという。 天もりを注文。 そばは濃いめのベージュ色。表面が滑らかで密度の濃さがうかがえる表情だ。はたして口に運べば力強い歯触りと喉越し。 そば同様ツユも力強い。辛口でありながら甘味すら感じる濃いめのツユだ。薬味には本わさびとさらしねぎ。 天ぷらは衣がさっくりと軽い。15cm大の大きめの海老天2尾のほか、レンコン、舞茸、しし唐。天ツユ付で、薬味には大根おろしとショウガ。 そして特筆したいのが蕎麦湯。ポタージュのように濃厚で、これ自体が御馳走と言えるもの。天ツユまで動員してたっぷり3杯分を楽しませていただきました。 休日のお昼時に並びもしないでこんなそばが食べられる神栖の人は幸せである。 取材:2010年11月。(当時)天もり1,350円、もり700円、のりかけ750円、とろろそば(つけとろ)850円、冷したぬきそば850円、わりこそば(納豆・とろろ・揚げ玉)1,150円、鴨汁そば1,450円、つけカレーそば1,050円。温かいそばは、かけそば700円、卵とじそば750円、カレー南ばんそば1,000円、天ぷらそば1,350円、鴨南ばんそば1,500円。なお、うどんも手打ちで、群馬産の小麦を使った細打ちとのこと。麦きり(ざるうどん)650円〜。営業時間は11:30〜14:30と17:30〜20:30(昼・夜とも売り切れじまい)。定休日は火曜日。Tel.0299‐92‐1674。茨城県神栖市平泉東2‐11‐2。駐車場は店の前に10台分。公共交通機関は、JR鹿島線鹿島神宮駅からバスで平泉か鹿島セントラルホテルバス停で降りるのだと思う。神栖市内バス路線図。 |
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