東京(都心から多摩地区まで)
| すでに取り上げた「常喜房」の隣に2011年8月にオープンしたようだ。もちろん「本陣坊」グループである。 「常喜房」と隣り合っていることもあり、メニューには棲み分けがされており、ランチメニューについていえば「常喜房」がそばを中心に構成しているのに対して「味喜庵」は丼がメインである。そばの品書は絞り込まれており、季節ものや創作そばを前面に出している。天せいろのような定番ものもない。 そうした基本を踏まえたうえで、天丼にもりそば半分というオプションを追加する。 天丼は、15cmほどの大きな海老天3本と野菜2品で、通常の食事としてはこれで十分なボリュームと内容。味噌汁と漬物が付く。 「常喜房」から持ってきているらしきそばは、コシのしっかりした風味の良いもの。ツユも辛口濃いめ。薬味には本わさび、ネギ、大根おろしが添えられる。 蕎麦屋としてはどうかと言われれば、そばが食べたければ素直に隣の「常喜房」に行けばよいと思う。しかし、サラリーマンのランチだとそばだけではという向きも多いようなので、そうした需要に応えるには、「常喜房」のサテライトとしての役割があると思う。 ちなみに、冷蔵庫を見たら日本酒は良いものをそろえていた。 取材:2011年11月。(当時)せいろもり600円、せいろ大もり900円、ごまだれそば900円、地鶏せいろ950円、月替わりそば900円。天丼1,000円、海鮮丼1,000円、もりそば半分またはかけそば半分はプラス300円。営業時間は11:30〜15:00と17:30〜22:30。定休日は日曜日と祝日。Tel.03‐5783‐4040。品川区東品川2‐2‐4 天王洲ファーストタワー1階。東京モノレール天王洲アイル駅から徒歩2分、りんかい線天王洲アイル駅からだと5分ほど。品川駅港南口5番乗り場からの都バス品96乙系統で6〜7分。ぐるなび。 |
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