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手打ち蕎麦 さらしな總本店 中野南口店(中野区中野) |
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| 仕事で中野に行く用事があり、昔買った柴田書店の「OYSYそば」に載っていた店があったのを思い出して検索したところ、今は中野に2店、田無にも支店があるようだ。本では「さらし奈」となっていたが、ホームページでは「さらしな」、看板は「奈しらさ」……どっちでもいいらしい。 間口の狭い店内は、テーブル10席と打ち場に面したL字カウンターに7席。2階には座敷もあるようだが、苦手なので通されなくてよかった。 そばは二八とさらしな、田舎、季節の変わりそばがメニューに載る。天付は海老の本数で価格が変わるようだが、1本プラスで500円も高いのは納得できなかったので、海老天1本+野菜3品という梅天もり梅を注文。ちなみに、その上は竹とか松とは書いていない。上級はそばが選べるようだが、梅は二八に限るらしい。 そばはやや太め。白く柔らかで、味も香りもコシも弱い。あえて言わせてもらうなら、手打ちである必然性をあまり感じないそばだ。 ツユは甘濃い口。これも昔ながらの東京そばのツユという感じだが、これはこれで悪くない。薬味は本わさび、ネギ、大根おろし。 天ぷらは、15cm大の海老天1本のほか、インゲン、カボチャ、ナスとオーソドックス。天ツユと大根おろしが添えられる。 全体に、20〜30年くらい前の古いタイプのそばとでも言おうか。こういうゆるいそばを好む向きもあろうかと思うが、最近の手打ちそばに慣れていると、逆に違和感を覚えるのも確かだ。 あと、店の責任ではないが、某口コミサイトの点数が甘すぎるのは地元愛が強いからなのかな? 取材:2013年10月。(当時)梅天もり(二八)1,250円、天もり(二八かさらしな)1,700円、天三色(天ぷらと三種類のそば)1,880円、二八750円、田舎800円、さらしな750円、三色そば930円、とろろ980円、おろし980円。温かいそばは、かけ750円、天ぷらそば(海老天2本)1,670円、牡蠣天そば(10〜3月)1,500円、鴨南そば1,600円。営業時間は11:00〜21:30。定休日はなし。Tel.03‐3389‐4218。中野区中野5‐56‐7。JR中央・総武線、東京メトロ東西線中野駅南口から歩いて2分程度。お店のHP。 |
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