東京(都心から多摩地区まで)
| 大井警察署の向かいにある手打ち蕎麦屋。カウンター5席と小上りが4人×2卓という小ぢんまりした作りで、物腰の柔らかい店主1人で切り盛りをしている。その割にメニューは豊富ですね。 天ざるを注文。 そばはなめらかしなやかな平打ちで、コシはあまり強くない。笊に乗っているが目が細かいため水が切れにくく、結果、最後のほうは水切りの甘い感じになるのがちょっと残念。ツユは返しが強めでマイルドなやや甘口。 天ぷらは、衣がしっとりしたタイプ。15p大の海老天のほか、カボチャ、万願寺とうがらし、みょうが、ナス。天ツユは付かない。 薬味は練りワサビ、ネギ、大根おろし。蕎麦湯はサラサラ。 食感は軽いのに、ふんわりはしていないという、あまり記憶にない感じのそばだ。もりがやや高めの割に種物の値段が抑えられているのは、個人的には嬉しい。お昼時にもあまり混まないのは、最寄駅からでも10分は歩くという立地のせいか。この時は猛暑だったが、気候が悪くなければ散歩がてら再訪したい蕎麦屋だ。そば前や日本酒も充実しているので、夜の蕎麦屋酒も楽しそう。 取材:2013年7月。(当時)天ざる1,250円、上天ざる1,450円、かき揚げ天ざる1,050円、もり700円、二色もり(そばとうどん)800円、ざるとろろ950円、鴨せいろ1,050円。温かいそばは、かけ700円、天ぷら1,250円、にしん950円、鴨南蛮950円。営業時間は11:30くらい〜14:00と18:30くらい(そばがないと打つので19:00くらい)〜お客さん次第(ホント? 聞いたまま)。定休日は火曜日。Tel.03‐6662‐5503。品川区大井5−5−18。京急線立会川駅、JR横須賀線西大井駅、東海道線大井町駅のいずれから歩いても10分くらい。 |
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