埼玉・千葉
| 県庁通りと交差する中山道に面した民芸調(?)な外観。テーブル席で35人ほどのキャパシティだが、ほかに宴会用の座敷もあるようだ。BGMはクラシック。「威風堂々」とか(笑 天付メニューが1000〜1700円の価格帯でいろいろ用意されているのはうれしいところ。ただ、天せいろと天ざるは海苔の有無だけの違いというので別のメニューでせいろにできるかと聞いたらできないというから、融通が利くわけではない。ということで、標準の天せいろを注文。 たまたま訪れたのが18日だったのだが、「毎月18日は蕎麦の日なのでそばの大盛りサービス」だというので、大盛にしてもらった。 そばは、ごわっとした田舎(?)風。乱切り調で、洗練された新進の蕎麦屋が増える中では懐かしいタイプかもしれない。そば自体の密度は高めで、歯ごたえがある。多少硬いかなと思う向きもあろう。ちなみに、大盛はけっこうボリュームがある。 ツユは甘口。これも古い町そばでよく出会うタイプの懐かしい味だ。薬味はわさびとねぎ。 天ぷらはオーソドックスな「蕎麦屋の天ぷら」。15p大の海老天のほか、レンコン、カボチャ、ナス、舞茸。天ツユは付かない。 13時を回っても、近所の年配客が出入りする。そんな地元に密着した蕎麦屋なのだろう。気取らずしっかりしたそばが味わえる店である。 取材:2012年12月。(当時)天せいろ1,620円、天ざる1,700円、かき揚げ天ざる(小柱)1,700円、特別天もり(海老2本)1,700円、穴子天ざる1,700円、野菜天ぷら付もり1,000円、えびおろしそば(海老天1・野菜2)1280円、せいろ(2枚)720円、ざる800円。温かいそばは、かけ720円、あられ1,400円、鴨南1,500円、天ぷら1,500円。営業時間は11:00〜21:00。定休日は月曜日(祝日の場合は翌日)。Tel.048‐822‐2373。埼玉県さいたま市浦和区高砂2‐2‐2。JR高崎線・宇都宮線・京浜東北線浦和駅西口から歩いて4〜5分の浦和駅西口交差点際。 |
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