埼玉・千葉
| 北浦和駅東口からすぐ近くの線路際。入居している建物は呑み屋とかダンススクールが雑居するかなり年季の入ったものだが、蕎麦屋自体の開店はそんなに昔ではなさそう。椅子席は大テーブルの8人掛け、小上がりは4人用が2卓。 メニューは、いわゆる普通の蕎麦屋のものではなく、種ものも種類があまりない。平日の昼間はランチ用のセットから選ぶのが基本のようだ。ミニ野菜天ぷらとせいろがセットになったBランチはそばが1〜3枚チョイスできる。2枚にして、さらに単品の桜海老のかき揚げも注文。 しかし、せいろが700円なのに、Bランチのせいろ1枚は600円という逆転現象は何なんだ(笑) 運ばれてきたそばは、緑がかった細打ち。蕎麦粉は北海道の音威子府産だとメニューに書いてある。コシがしっかりして、歯ごたえがカシっとしたそば。喉越しもよい。盛りもしっかりしているので、2枚にしなくても足りたかもしれない。 ツユは舐めるとかなりしょっぱく感じるが、そばをつけると角が取れて気にならなくなる。薬味は本わさびと白髪ねぎ。 野菜天ぷらはホントにミニ。かき揚げも頼んでおいてよかった。小さなピーマン、ナス、カボチャ、舞茸、サツマイモの天ぷらは揚げ置き。ランチセットだけかな。 一方の桜海老のかき揚げはサクサクの揚げ立て。よくあるタマネギのかき揚げに桜海老を混ぜたものではなく、本場の由比などで食べられる桜海老だけをどっさり使ったもの。野菜天には天ツユも塩もつかないが、かき揚げには塩が添えられる。 普通の蕎麦屋のつもりで入るといろいろ勝手が違うが、面白い蕎麦屋だし、そば自体はまともである。 取材:2013年7月。(当時)Bランチ(せいろ+野菜のてんぷら)せいろ1枚600円〜3枚1,000円、Aランチ(せいろ+日替わり丼)せいろ1枚700円〜2枚900円、Cランチ(野菜天そば。5〜10月は冷、11〜4月は温)700円(丼付800円)。せいろ700円、ごぼ天せいろ900円、おろしそば850円、とろろそば900円、鴨せいろ1,200円。温かいそばは、かけ700円、ごぼ天そば900円、野菜天そば900円。営業時間は11:30〜14:00と17:00〜21:00(土曜日は11:30〜)。定休日は日曜日と祝日。Tel.048‐831‐0565。埼玉県さいたま市浦和区北浦和4‐5‐15。JR京浜東北線北浦和駅東口から歩いて1分。 |
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