東京(都心から多摩地区まで)

石臼挽き手打そば 森下 京金(江東区森下)

 新大橋通りと清澄通りが交わる森下交差点。ここで100年以上続くという老舗の蕎麦屋だ。国産の玄ソバを自家製紛、化学調味料も使わない「江戸手打ちそば」が自慢だという。
 店内は意外に小ぢんまりとしており、2人席6卓、4人席2卓、6人席1卓。
 選んだのは穴子天せいろ。
 そばは平打ちの細く滑らかなもので、コシが強く喉越しがよい。盛りも悪くない。ツユは出汁の効いた辛口。薬味には本わさびとねぎが添えられる。
 天ぷらは穴子1本分のほかに空豆と舞茸少々。天ツユが付くほか、卓上には塩も備わる。軽い油でさっくりと揚がっていて食べ飽きない天ぷらだ。
 少々レートは高めの設定だが、上等な料理と雰囲気を味わえる。土曜日の昼、蕎麦屋酒を楽しむ地元客が居心地の良さを表しているように思う。
 取材:2015年4月。(当時)穴子天せいろ1,900円、天せいろ2,150円、せいろ850円、ごまだれ950円、やまかけ1,500円、鴨汁せいろ1,800円、田舎そば(安曇野の玄ソバを粗挽き)950円。そばの半量追加450円(田舎は500円)。温かいそばは、かけ850円、みぞれ1,300円、やまかけ1,500円、にしん1,500円、鴨南ばん1,800円、穴子天ぷら1,900円、天ぷら2,150円。営業時間は11:30〜15:00と17:30〜20:30。定休日は月曜日と火曜日(終日は営業)。Tel.03−3632−8995。江東区森下2−18−2。都営地下鉄新宿線・大江戸線森下駅A4出口を出て清澄通りを渡ったところ。ぐるなびのページ





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