中部(静岡県を含む東海・北陸)
| 「手打ち蕎麦 たがた」の近くで偶然見つけた蕎麦屋。2014年12月に開店したばかりだそうで、その前は「たがた」の別館だったところとのこと。建物の壁に溶け込むような入口とか、確かにデザインに共通点がある。 店内はカウンターのみの10席ほど。メニュー構成はシンプル。天もりを注文したら、「そばを増やしますか?」と。ランチタイムのサービスとのことで、ありがたく増量をお願いすることにした。 そばは緑がかった細打ちで、コシもしっかり、噛めばジワリとした弾力と鼻腔に抜ける香りが楽しめる。増量のおかげか、盛りもしっかり。きりっと辛口のツユが、そばの甘みを引き立てる。 天ぷらがバラエティ豊富。エリンギ、しし唐、たらの芽、いんげん、さやえんどう、レンコン、ナス、春菊、紫いも、しめじ、舞茸、10cm大の海老天と海老の頭。なんと13品もある。これを2種類の岩塩でいただく。ピンクの岩塩はアンデス産、おろし金で下す白い岩塩はモンゴル産。 このクオリティを考えたら、リーズナブルとすら言える価格。まだ知名度が低いためか、平日のランチタイムにゆったりとした時間を過ごすことができる、まさに「隠れ家」と呼ぶにふさわしい蕎麦屋である。蕎麦前も充実しているので、ぜひとも蕎麦屋酒を楽しみに訪れたいものだ。 取材:2015年2月。(当時)天もり1,350円、天ざる1,400円、冷野菜天そば1,200円、もりそば700円、冷おろしそば880円、冷たぬきそば930円。温かいそばは、かけそば700円、卵とじそば880円、温磯海苔そば930円、温きのこそば1,250円、温天ぷらそば1,350円。ランチにはセットメニュー(850円〜)もある。営業時間は11:30〜14:00と18:00〜24:00(そばが無くなり次第閉店)。定休日は水曜日。Tel.090‐5575−0455。静岡市葵区常磐町3−3−4。JR東海道線・新幹線静岡駅から歩いて7〜8分。 なお、青葉おでん街に1号店があり、こちらは夜のみの営業。 |
|
|
Copyright (C)戯雅(giga) 2002-2024 All Rights Reserved.
|