中部(静岡県を含む東海・北陸)
| 富士南麓、東名高速の高架沿いの住宅地にある隠れ家的蕎麦屋。ご主人が一人で仕切っている。店というより自宅に上がる感覚で、4人掛けのテーブル席3卓と囲炉裏席(板の間)がある。 メニューはシンプルに板そばがメイン。ご主人は山形県の出身だが、静岡の暮らしが長くそば打ちも山形で修行したわけではないようだ。 あいにく天ぷらはメニューにないので、辛味おろし板そばの二倍盛を注文。 そばはコシがしっかりした細打ち。噛めばジワリとした弾力と鼻に抜ける香り、口に広がる甘み。きりりとした辛口のツユとの相性も抜群だ。 甘いそばとは対照的に、大根は極辛。ここまで辛い辛味大根は久しぶりに出会った。入れすぎ注意。 板そばということを抜きにしても、非常に上質なそばが味わえる。話好きのご主人との会話も楽しい空間である。 取材:2016年3月。(当時)板そば700円(二倍盛1,300円)、辛味おろし板そば800円(二倍盛1,400円)、鴨南板そば1,200円(二倍盛1,800円)、板そば海苔800円(二倍盛1,400円)、つったい(冷たい)とり肉そば800円。温かいそばは、にしんそば1,100円、釜あげそば700円など。営業時間は11:00〜15:00。定休日は月曜日と火曜日。Tel.0545‐34‐4720。静岡県富士市中里1484‐1。岳南電車須津駅から歩いて10分くらい。店の前に数台分の駐車スペースがある。
|
|
|
Copyright (C)戯雅(giga) 2002-2024 All Rights Reserved.
|