神奈川(横浜を中心に三浦・湘南・箱根など)

遠州屋(横浜市南区=蒔田)

 商店街と住宅街の中間的な蒔田の一角。小ぢんまりしたたたずまいの町蕎麦屋を老夫婦が営んでいる。
 店内は、テーブル席が5人掛け1卓、4人掛け3卓、2人掛け1卓。奥の小上りには4人席が3卓あるようだ。
 メニュー構成はオーソドックスなもの。丼物や定食、セットメニューも充実している。
 天もりを注文。出てきたそばは細打ちで、ちょっと緑がかっている。コシもあり、ただの町の機械打ちのそばと侮れないクオリティー。盛りもしっかりしたボリュームがある。ツユは出汁の効いたやや辛口で、このそばによく合っている。
 天ぷらは、10p強の海老天と、シイタケ、舞茸、エノキ、カボチャ、ナス、ピーマン。油が軽く飽きない味だ。
 薬味は練りわさび、大根おろしとおろししょうが。締めの蕎麦湯はさらさらかと思いきやしっかり白濁したものが出て、これも予想を覆してくれた。
 2週間後に、今度は天ぷらそば。茹で負けしないそばがとてもいい。ツユがちょっと濃いめなのも、個人的には好み。
 ここは、ちょっとした掘り出し物かもしれない。
 取材:2020年12月。(当時)天もり1,150円、天もり(上)1,600円、天ざる1,250円、もり600円、冷しなめこおろし900円、つけとろろ900円、そば三昧(とろろ・野菜天・なめこおろし)1,100円、鴨せいろ1,000円。温かいそばは、天ぷら1,050円、天ぷら(上)1,500円、天とじ1,150円、かけ600円、玉子とじ750円、おかめ850円、若鳥(ささみ天ぷら)1,000円、鴨南蛮1,150円。大盛は+100円。営業時間は11:30〜21:00。定休日は木曜日。Tel.045‐731‐2002。横浜市南区榎町2‐36。横浜市営地下鉄ブルーライン蒔田駅3番出口から歩いて4〜5分。





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